新しい書評の更新のお知らせ

■ 新しい書評を更新しています 新しい書評は現在、Bloggerの「もしかして: 山本健太: 書評」で更新しています。@ymkjp

『民法改正』 - 100年振りに民法が改正されることを知っておこう

民法変わっちゃいMAX! 最近僕はももいろクローバーZに元気をたくさんもらっているわけですが、民法も彼女たちの1/100くらいのキュートさを兼ね備えようとしているみたいです。 民法改正: 契約のルールが百年ぶりに変わる (ちくま新書) 内田 貴 (著)

「デザインはマーケティングではない」とはどいういうことか

デザイナーの持つ矜持を垣間見ました。 デザインの教科書 (講談社現代新書) デザイナーに要求されることは、…切羽詰まった貧困な生活を以下により良くするかという、まさに具体的なデザインの提案なのだ マーケティングは市場開拓するが、デザインにはマーケ…

脳内シリーズ化決定! 「新書大学政治学部」

別にシリーズ化することは決まっているわけではないのに、脳内にイメージがブワッと広がってしまった。 #embedly_twitter_28702122{background:url(http://a1.twimg.com/profile_background_images/316981792/paper_2.gif) #C0DEED; padding:20px;} #embedly…

文系の僕でも脳汁の嵐『生物学的文明論』

うひょー、ラスト鳥肌。 映画のトレイラーっぽく表現すれば「あの名著が帰ってきた!」。 生物学的文明論 (新潮新書) 本川 達雄 (著)

発展のための不変の法則『世界を変えた発明と特許』

「特許は天才の火に油を注いだ」、第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーン(ドヤァ)。 本書の第8章「レントゲンはなぜ特許を取らなかったのか」には発展のための不変の法則が表れていたように思う。 オヌヌメ(`・ω・´) 世界を変えた発明と特許 (…

The art of 華僑: 華僑の生き方を『華僑流おカネと人生の管理術』に学ぶ

か、かこいい(・∀・)!! 華僑流おカネと人生の管理術 宋文洲 (著) 成功を見つめ直せ、理財せよ、ヤキモチに気をつけよ、などなど、本書が非常に示唆に富んだ内容であることは、平時における著者のツイート(@sohbunshu)が示唆に富んでいることと何ら変わりが…

原発の話題がややこしくなる文系的な3つ(+1)の理由

震災から4ヶ月が経ち、僕の中でも漠然と感じていたことを経済評論家の山崎元さんが文章にしてくださっていたので。 今、何かについて発言する場合、「原発をどう考えるか」について自分の立場を明確にしないと十分な意見にならないことが多いように思います…

一緒にやりたいひと募集中です(`・ω・´)

今、アーティストとエンジニアを渇望しています。 PCで絵を描くのが好きな人 街とか建物の写真撮るのが好きな人 Web好きな人(位置情報、アプリ、AR) あと、神様も募集中です。 大規模データ処理してくれる神(サーバ、データベース) 心の支えとなってくれ…

神戸ルミナリエ総来場者数の変遷

神戸ルミナリエ公式ハンドブックより

無人航空機の姿が変態的すぎてやばい

この記事見てたらまとめたくなった。 イスラエル製の無人機、パリ国際航空ショー 【6月21日 AFP】パリ国際航空ショー(Paris International Air Show)開幕を20日に控えた仏ルブルジェ(Le Bourget)空港で19日、イスラエル航空工業IAI(Israel Aerospace In…

少子化は政府の国策だった『2100年、人口3分の1の日本』

今でこそ悲願になっている「人口増」も、1960〜70年代の日本政府にとっては悩みの種だった。 2100年、人口3分の1の日本 (メディアファクトリー新書) 鬼頭宏 (著) 2015年、日本の人口4500万人。楽観的に見ても6300万人。今から40年後には外国人が半分になって…

ウェブページ作成ソフト「KompoZer」を日本語化する(新しい方法)

Webオーサリングツール(ウェブページ作成ソフト)は「Adobe Dreamweaver(アドビシステムズ)」が寡占状態。 しかし他にも、無料のものでは「KompoZer」があります。 Windows7(64bit)でも使えます。 KompoZer 0.7.10 language packs http://kompozer.sour…

餅は餅屋『日本人が知らないウィキリークス』でウィキリークスを理解する

やはり餅は餅屋、毒は毒を持って制す、ハッカーのことはハッカーに聞け。 ウィキリークがどういう変遷をたどってきたかということや、ウィキリークスが及ぼした影響がどのように受け取られてきたかということは、本書の他の章や『全貌ウィキリークス』を読め…

グーグル、クロームOS搭載「Chromebook」を無料で購入することが可能に、ユーザーは個人情報を提供(という夢想)

photo © 2011 Sam Churchill | more info (via: Wylio)グーグル社は6月15日に米国で発売することを予定していたネットブック「Chromebook(クロームブック)」を無料で提供することを発表した。ユーザーはグーグルから無償で端末を受け取る代わりに、すべて…

増税してくる政府なんてタックスヘイブンで攻撃してしまえ (`・ω・´)

企業や個人はタックスヘイブンに移住すれば国家間で減税に向けた競争原理が働いて、政府はそうそう簡単に「いっしょに苦しみましょう」などとは言って来なくなります。 政府内に「15年度までに消費税10%」案、実現には与党の壁[20日 ロイター] 政府と一部…

東日本大震災後の訪日外国人数の変移キーノート

東日本大震災後の訪日外国人数の変移_2011.3 View more presentations from Yamamoto Kenta

【初心者向け】ワード・エクセル・パワポなどのオフィスソフトを安く使うには

結論から言うと、プレゼンソフト(マイクロソフト製品で言うところのパワーポイント)と文章ソフト(同ワード)はLibreOffice*1で代替しちゃいます。そして表計算ソフト(同エクセル)はエクセルだけ単品で買います。そもそもエクセルが単品で買えちゃうこと…

アマゾンと税金とテキサス州

「19世紀は国家の時代、20世紀は企業の時代、21世紀は個人の時代」と言った人がいた。この三者の関係を改めて考えさせられるケースがある。 本当は怖いアマゾンの話―Amazon Tales of Horror アメリカでは州ごとに消費税が全然ちがい、客が州外から通販でモノ…

大富豪社会到来のお知らせ

大富豪の数が世界で増加傾向 米国では10年後2倍に 大不況により米国だけで15兆5000億ドルもの家計資産が失われたにもかかわらず、大富豪の数は米国を含む世界中で増加傾向にあることがデロイトセンター・フォー・ファイナンシャルサービスとオック…

夕張市長選、「復興神話」への序章

ああ、このニュースでどれほどの人が勇気づけられただろうか。 全国唯一の財政再生団体・北海道夕張市の市長選は、元東京都職員の鈴木直道氏(30)が、元衆院議員の飯島夕雁氏(46)らを破って初当選した。鈴木氏は財政破綻(はたん)後の同市に、都から…

出版社が選ぶ高校生に読んで欲しい新書5冊 | 岩波新書篇

【出版社が選ぶ高校生に読んで欲しい新書5冊 | 講談社現代新書篇】に続きまして、第3弾。 新書レーベルの最古参、「新書の品格」があるとすれば岩波新書、このレーベルこそがその品格にあたる。 【図】新書の時代による盛り上がりイメージグラフ 図は新書レ…

火災死激増、『火災の科学』

近い将来に火災による死者が激増する見通し。 もちろん、お隣りの国、中国の話だが ―というわけではない。正真正銘、日本の話。 『火災の科学―火事のしくみと防ぎ方』 (中公新書ラクレ) 辻本 誠 (著) 目次 第1章 火災を知るー意外と知らない危険性(1970年代…

『減税論』と地方分権(たとえ河村さんの言うことが間違えていたとしても)

本書の副題でもある「増税やむなし」が震災を期にふたたびかまくびをもたげたのはなんとも皮肉だけれど、愛知県の「減税日本党」は議席を伸ばしつつある。 『減税論―「増税やむなし」のデタラメ』 (幻冬舎新書) [単行本] 河村 たかし (著) 目次 第1章 国債は…

僕のライフワーク「百億総資本家計画」(第一〜第四フェーズまで)について

百億総資本家計画とは いきなりですが、「百億総資本家計画」について説明したいと思います。 僕は最近、この「百億総資本家計画」について考えていて、twitterのプロフィールにも書いちゃうくらいずっとこのことについて考えていました。 「資本家」という…

福島県をベーシックインカム特区に

東日本大震災から1週間が経ちました。 被害に合われた方々にお見舞いもうしあげます。 3月18日現在で死者数が阪神大震災をこえ、戦後最悪の災害となりました。 おそらく今後の日本経済は10年、20年と、大変つらく、厳しい時期をむかえると思われます。 もち…

出版社が選ぶ高校生に読んで欲しい新書5冊 | 講談社現代新書篇

【出版社が選ぶ高校生に読んで欲しい新書5冊 | 新潮新書篇】に続きまして。 高校生に読んで欲しい講談社現代新書5冊 岩波新書、中公新書、講談社現代新書の3つのレーベルを「新書御三家」と呼ぶ。その御三家のうちでは最も新しいレーベルである講談社現代新…

出版社が選ぶ高校生に読んで欲しい新書5冊 | 新潮新書篇

「びんらん」って覚えていますか? 高校の国語の先生が、「本当は"びんらん"じゃなくて、"べんらん"だから!」とドヤ顔で説明してくれた覚えがありますが、僕の高校では『新訂総合国語便覧』(第一学習社)の初版を使っていました。 その便覧に新書コーナが…

「本」について語るメタ新書たち | 7冊だけ

はじめに僕の新書観を前置きしておくと、「新書」の良書とは 斬新な切り口で、 平易に科学し、 手広く歴史する ものだと考えています。 そして新書はその多くの価格が700円代で、内容、金額ともに「削る努力」をされて世に出た濃度の濃いものでROIは抜群。し…

マクロ経済学のゲリラ戦。卑近でまともな「使える経済学」: 『経済とお金儲けの真実』

『経済とお金儲けの真実』(飯田泰之、坂口孝則)目次 はじめに 今こそ本当に必要な経済とビジネスの話をしよう 第1章 これからの日本経済でいかに儲けるか 第2章 ウソと誤解だらけの日本経済 第3章 儲けられる人、ダマされる人の違い 第4章 これからの…